9 4月

《愛》の〈ブレーキゾーン〉の隙間にある〈脱出法〉の〈糸口〉を共に探ろうよ!

精神界において、自分の調子や体調が自覚できないほどの〈麻痺的状態〉で、日々の生活にある人たちが〈存在〉する。何年間も、その〈麻痺的状態〉におかれた環境を窺い知ることはできても、そこから脱出させることは素人の〈個〉にとって不可能にちかいと言える。だからといって、21年間の向き合いの中で〈脱出法〉を考えなかった訳ではない。〈沈黙〉の〈意識〉を何度も、何度もやぶって、それらと向き合ってきた〈個〉だ。やはり、当事者と〈個〉の間に諦めの〈ブレーキゾーン〉をつくってはならず、そのかわりに《愛》の〈ブレーキゾーン〉の隙間に〈脱出法〉の〈糸口〉、つまり、〈手がかり〉を探る向き合いをゆるやかに継続してゆくことが非常に重要視される精神界であると考える昨今である。